宮田笙子、パリ五輪代表辞退:功績と今後の影響

スポーツ

日本体操協会は19日、東京都内で緊急会見を開き、体操女子でパリ五輪代表に内定していた宮田笙子(19、順天堂大学)が代表行動規範に違反し、代表を辞退したと発表しました。宮田選手には喫煙の疑いがあり、モナコでの事前合宿から帰国させた後、18日に行われた聞き取り調査で喫煙と飲酒が発覚しました。協会の行動規範には、「日本代表チームの活動場所では、20歳以上であっても原則として喫煙は禁止」と明記されています。この規定は2016年度から段階的に全面禁止となっています。日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長は18日にフランス・リヨンで行われた男子の事前合宿での取材に対し、「違反がなかったと信じたい。体操界にとっても、あってほしくないこと」と述べ、神妙な表情を見せました。パリ五輪は26日に開幕し、体操女子の予選は28日に予定されていますが、宮田選手の辞退は大きな影響を与えることとなります。

宮田選手の過去の功績

宮田笙子は、若干19歳ながら日本体操界の期待の星として活躍してきました。順天堂大学に所属し、国内外の大会で数々のメダルを獲得。特に2023年の全日本体操選手権では圧倒的な演技で優勝し、パリ五輪代表に選ばれました。その卓越した技術と努力は、多くの若手アスリートにとって模範となっていましたが、今回の代表辞退によりその未来に影が落ちました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました